大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1)で10月11日、埼玉県内34酒蔵の地酒を飲み比べできる「第15回 埼玉34酒造大試飲会」が開催される。主催は埼玉県酒造組合(TEL 048-521-0926)。
日本酒の生産が盛んな埼玉県で、試飲を通じて地酒の良さをより広く知ってもらおうと毎年開催している同イベント。今年のテーマは「埼玉地酒と酒にまつわる季語」。
試飲会は酒販及び飲食店向けの第1部と一般向けの第2部で構成。2003年の初開催から延べ約2万8,000人が訪れ、昨年は約1,600人が来場し、銘酒を楽しんだ。
今年は各蔵自慢の地酒の試飲のほか、筆文字文化振興会の書道家による代表銘柄の展示ブース、お酒にまつわる「季語」などについての執筆実演コーナーを設ける。当日18時には会場全体での一斉乾杯も。
同組合職員の下坂和美さんは「海外での人気も高まりつつあり、ブームを迎えている日本酒。東京オリンピックに向けて、より多くの外国人の方にも日本酒のおいしさを知っていただければ。文化の薫り高い筆文字を鑑賞しつつ、おいしく日本酒を味わってほしい」と話す。
一般向けの開催時間は16時30分~19時30分。参加費は、当日券=2,000円、前売り券=1,200円(イープラスで販売)。