埼玉県産の新小麦や新小豆で作る「どら焼きヌーボー」が1月24日から、JR大宮駅のエキュート大宮内にある焼き菓子専門店「つむぎや」で期間限定販売されている。
小麦の製粉・流通業として創業し、埼玉県久喜市で小麦粉の卸業や麺類製造などを手掛ける「土田物産」が営む同店。埼玉県産の小麦を使った麺類や焼き菓子を提供する。
同店は、当初はうどんなどの乾麺を中心に製造していたが、もっと手軽に小麦のおいしさを感じてもらおうと、7年前から菓子の製造・販売を始めた。県内産小麦の皮のどら焼きはその第1号。同社専務の土田康太さんは「どら焼きは、普段から好評いただいている人気商品。埼玉県産小麦のどら焼きとして、徐々にお客様への認知が広がっている感覚がある」と話す。
「どら焼きヌーボー」(289円、税込)は、その年に収穫した県内産の新小麦に加え、白岡で収穫した新小豆のあんこを挟んだ期間限定商品。土田さんは「新小麦で作るどら焼きヌーボーは、みずみずしく皮がふっくらしている。新物ならではの穀物のエネルギーが感じられる味に仕上がっている」と話す。「小麦は、パンやパスタ、うどんなどで多くの人が毎日食べるのに、実はあまり身近に感じられていない。そのギャップがつむぎやの商品を通して埋まっていけば」とも。
営業時間は8時~22時(日曜・祝日は20時30分まで)。「どら焼きヌーボー」はなくなり次第終了(2月末ごろを予定)。