埼玉県内の祭りをPRするキャンペーン「さいたまつり」のオリジナルTシャツ「さいたまつりTシャツ」が1月22日、東急ハンズ大宮店(大宮区桜木町2)で発売された。
同キャンペーンは、埼玉県内の祭りの魅力発信を目的に2017(平成29)年から行っている埼玉県の取り組み。公式ホームページでは、祭りの歴史や見どころ、開催情報のほか開催地周辺の観光情報などを発信している。
同商品は「さいたまつり」PRを目的に、同サイトの運営を手掛けるコア(埼玉県秩父郡長瀞町)とスキーマ(東京都渋谷区)が企画・制作。スキーマ取締役の橋本健太郎さんは「埼玉県民は地元愛のある方が多いので、今回の取り組みの共感も得やすいと思う」と話す。
東急ハンズ大宮店では、埼玉県の魅力発信イベント「超!埼玉」を開催しており、鉄道関連商品や埼玉県内を舞台にしたアニメグッズ、県内食材を使った食品などを販売している。2018(平成30)年に池袋店で開催した類似イベント「どうだ!埼玉!」の好評をきっかけに、大宮店・ららぽーと富士見店・池袋店の3店舗で、3期間に分けて開催する。
同店の綾部孝さんは「大宮店は、地方創生の取り組みを応援する『東日本連携推進協議会』に参画しており、これまでも埼玉が舞台となったアニメに特化した企画や東北物産展などを行ってきた。埼玉県内の店舗として、県を盛り上げる商品は積極的に紹介できれば」と話す。
白・黒・赤の3色展開で、サイズはS・M・Lの3サイズを用意する(2,500円)。橋本さんは「縦書きのロゴに仕上げたので、Tシャツの上から服を羽織ってもデザインが隠れないよう工夫した。ホームページ『さいたまつり』をきっかけに400件以上ある埼玉県内のお祭りを知ってもらい、さらに『さいたまつりTシャツ』を着ていろいろなお祭りに出掛けてもらえれば」と笑顔を見せる。
大宮店、ららぽーと富士見店での同イベントはそれぞれ今月29日、26日まで。その後池袋店で3月1日から開催予定。