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大宮駅東口に「カウコーヒー」専門カフェ 「甘み感じるブラックコーヒー」浸透を目指す

店長の渡邊義之さんと社員の渡辺美穂さん

店長の渡邊義之さんと社員の渡辺美穂さん

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 「Hawaii KAU Coffee」(さいたま市大宮区錦町)が大宮駅東口コンコースにオープンして1カ月がたった。

希少豆のピーベリーを使ったブラックコーヒー

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 ハワイ島南部のカウ地方でとれる「カウコーヒー」を提供するカフェとして10月14日にオープンした同店。ハワイから直接取り寄せるコーヒー豆の中でもグレードの高い豆のみを使ったコーヒーを提供する。

 同店は2020年からキッチンカーでコーヒーの販売を始め、埼玉県内初出店となる大宮店は本店の新宿御苑店に続く2店舗目。大宮店店長の渡邊義之さんは「コーヒーといえば苦いイメージがあるが、実はそうではない。カウコーヒーは、フレンチプレスで抽出しているため、コーヒーの香りに影響を与えるうま味成分であるコーヒーオイルをそのまま味わうことができる。そのため、苦くない優しい口当たりになる」と話す。

 「もともと甘党」という渡邊さんは「以前はブラックコーヒーを飲めなかったが、カウコーヒーだけはブラックで飲めた」と振り返る。同店が掲げる「コーヒーは、苦いから甘いへ」を自身が実感した経験を生かしコーヒーを提供する。「以前の自分のようにブラックコーヒーが飲めない人にこそ飲んでほしい」とも。

 「ほかにない商品を生み出そう」と社内で考案された商品「生ホイップは飲み物」(640円)も販売する。渡邊さんは「印象的な商品名がSNSなどで紹介されたことで若い世代のお客さまにも好評」と笑顔を見せる。フレーバーは「プレーン」のほか、カウコーヒーと同じコーヒー豆を使った「カウコーヒー味」、「グアバ味」の3種類を用意し「今後は季節限定のフレーバーなど、新しい味も増やしていきたい」と意気込む。

 フードメニューは、ポキ丼、ロコモコ丼(各1,250円)などハワイ料理を提供する。「大きな身のガーリックシュリンプが人気」とも。

 営業時間は7時~22時(21時30分ラストオーダー)。

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