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大宮・氷川参道のママカフェが2周年 限定メニューやキッズヨガイベントも

氷川参道沿いに建つ店舗

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 大宮の「UP COFFEE」(アップ コーヒー)(さいたま市大宮区吉敷町2)が8月15日、2周年を迎える。

2周年限定メニューの「フルーツポンチ」

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 店主の溝口奈々さんが有名コーヒーチェーン店に14年間勤務した後、自身の育児経験を生かして子連れ客が安心できる空間を目指し、2020年8月15日にオープンした同店。授乳室やおむつ替え用ベッドを備え、お絵描きが楽しめるキッズスペースも設けている。当初は全営業日とも10時~16時の営業だったが、半年ほど前から営業時間を延長した。溝口さんは「オープン当初赤ちゃんだったお子さんが成長し、この1年で育児休暇から復帰する常連客がとても多かった。『このままの営業時間だと来店しづらくなる』という声を聞き、穏やかな育児の助けになればという思いから、保育園帰りにも立ち寄りやすい時間まで営業することに決めた」と振り返る。

 通常メニューはエスプレッソ系ドリンクのほか、卵・乳製品を使わず植物性原料のみで作るビーガンスイーツが中心。8月11日からは2周年を記念し、桃果汁100%ジュースで手作りしたゼリーやマリネしたかんきつフルーツなどを使った「フルーツポンチ」(680円)を5日間限定で販売する。溝口さんは「ママと子どもという当店のメインターゲットに立ち返って考えたメニュー。親子で和気あいあいとシェアする光景を思い描きつつ、春先からスタッフ同士でアイデアを膨らませてきた」とほほ笑む。

 8月15日は2周年イベントとして、午前中はテイクアウト営業とともに生花店「nagi GreenWorks(ナギグリーンワークス)」(中央区上落合)とコラボしたフラワーマルシェ、午後はキッズヨガイベントを開催する。「午後のイベントは、子どものヨガレッスンの間、親は『花の選び方』を学ぶという親子分離型。自分のために時間を割きにくい母親に、暮らしを豊かにするヒントを持ち帰ってもらえたら」と溝口さん。

 「3年目は『子どもたちの明るい未来』のための試みにも力を入れていきたい。ごみを減らす取り組みの一環として、2周年を機にオリジナルタンブラー(4,500円)も定番商品として発売する。心地よい時間を提供しつつ、この店を使うことがよりよい未来につながるという付加価値を感じてもらえるような試みや発信を強化していきたい」と溝口さんは意気込む。

 営業時間は10時~17時(日曜は9時~18時)。月曜・火曜定休。

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