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さいたまで障害者とプロ俳優のコンサート 恒例ハロウィーンの宴

山辺ユリコさん(左から4人目)と黄門さまたち

山辺ユリコさん(左から4人目)と黄門さまたち

 障害者のある人と支える仲間、プロの俳優などが一緒に舞台に立つ「ハートフル・ハロウィンコンサート」が10月24日、「さいたま市プラザノース」(さいたま市北区宮原町1)のホールで開かれる。主催は、NPO法人「劇団はーとふるはんど」と社会福祉法人「埼玉社会福祉事業協会」。

昨年の公演の様子(主催者提供)

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 「障害者への偏見をなくしたい、どんな子どもたちも笑顔で暮らせる社会をつくりたい」という思いで、手話を共通語とした芝居やダンスの公演を行う同劇団。同協会と共に作るハロウィーンステージは今回で5回目となる。

 「水戸黄門、令和の大宮へ参る!」と銘打った同公演では、漫才コンビ「おぼん・こぼん」のおぼんさんが「現代にタイムスリップした水戸黄門」を演じ、ハロウィーンで盛り上がる大宮の街に迷い込む。その珍道中を俳優の一谷伸江さん、「ピンクの電話」の清水よし子さんなどのキャストと劇団メンバー、同協会の福祉施設の通所メンバーや支援スタッフ、家族らが一緒になって盛り上げる。

 10月15日に同協会の障害者支援施設「ゆずり葉」で行ったリハーサルでは、劇団理事長の山辺ユリコさんが一番の見せ場を稽古。「水戸黄門に仮装した人」役の3人が、黄門一行が印籠を見せる際の決めぜりふの確認では、「頭(ず)が高い」を「ネが高い」と言い間違えたり、「ひかえおろう」を「ばかやろう」と間違えて聞き返したりするなど、本人も周囲も大笑い。ダンス「マツケンサンバII」のレッスンでは、フォーメーションや舞台への出入り・導線を支援スタッフと確認しながら進めていた。

 せりふを担当する一人、カンタさんはダンス好き。「ステージ上でせりふを言うのも楽しい」と声を弾ませる。「お銀の仮装をした人」役のミユキさんは「着物を着るのは、成人式と妹の結婚式以来。転ばないように足元に気を付けたい」と話し、山辺さんが「メークもプロにしてもらうよ」と伝えると、満面の笑みを見せていた。

 仮装衣装の一部は山辺さんの手作り。「レッスンも楽しいし、毎回ステージを楽しみにしてくれている皆さんの笑顔を見ると、今回もプロデュースを頑張ろうと気合が入る」と話し、同協会支援課長の渡辺寿恵さんは「利用者の皆さんにとっても欠かせないイベント。ダンスシーンなどでは、観客の皆さんにも手拍子などで応援してもらえたら」と呼びかける。

 16時45分開場、17時30分開演。チケットは5,000円(全席自由席)。上演中は字幕と手話通訳が付く。