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さいたまでウオーキングイベント 桜回廊眺め3500人が歩く

青空の下、氷川参道の一の鳥居をくぐる参加者たち

青空の下、氷川参道の一の鳥居をくぐる参加者たち

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 さいたま市の見沼田んぼ周辺を歩くウオーキングイベント「第5回さいたマーチ~見沼ツーデーウオーク~」が3月25日・26日に開催された。

合併記念見沼公園のウッドデッキで水鳥を眺める参加者

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 さいたまスポーツコミッションやさいたま観光国際協会などが主催した同イベント。25日は見沼田んぼ北側を歩く「大宮公園と人形のまち岩槻ルート」、26日は見沼田んぼの南側を歩く「見沼代用水と芝川満喫ルート」とし、各ルートは桜並木と豊かな自然が残る見沼田んぼの周辺を巡り、市内の観光スポットを目にすることができるように設定された。

 25日の出発式で、清水勇人市長は「進めてきたサクラプロジェクトが、全長20.2キロの歩ける桜回廊として日本一になった初めてのツーデーウオーク。完歩を期待している」とあいさつ。天気に恵まれた25日は、さいたま新都心近くの高沼遊歩道を出発地点に、3595人が5キロから30キロまでの5コースを歩いた。

 中学の水泳部の友人2人と30キロコースに参加した柳澤樹さんは「初めての参加なのでとても楽しみにしている。リュックサックの中にはおにぎりとおやつがある」と笑顔。コースの途中、大宮公園の桜が咲いているのを眺めたり、盆栽園で足を止めたりと、参加者は歩きながら市内の風景を思い思いに楽しんでいた。

 5キロ、10キロコースでは家族連れも多く参加し、中でも10キロコースは最多の1256人が参加。5キロコースを歩いた82歳の池沢五郎さんは「車で普段見慣れた景色も、歩くと全然違って見える。去年は足が痛かったので、毎日5000歩を歩くことを目標にしてきた」と軽い足取りで途中のチェックポイントを過ぎた。

 同遊歩道では、「さいたまるしぇWithさいたマーチ」として市内外の飲食店の出店も。歌や演奏などのステージイベントもあり、ゴールした参加者たちも食事を取りながら、のんびりと耳を傾けていた。

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