「第12回五月人形こいのぼり大ご奉仕会」が3月15日~17日、さいたまスーパーアリーナのイベントスペースTOIRO(トイロ)(さいたま市中央区新都心)で開催される。主催は「人形の東玉」「赤ちゃんワールドプロジェクト」。
地場産業である節句人形のメーカーが一堂に会し、五月人形やこいのぼりの展示・販売をする同イベントは今回で12回目。今年1月に開催した「ひな人形大ご奉仕会」には、赤ちゃん連れの若い世代の家族や、その親世代を中心に約3500人の来場があった。
主催の「人形の東玉」は、人形の町として知られる岩槻区で1948(昭和23)年に設立し、節句人形を中心とした日本人形の制作・販売を手掛ける。1999年には、同イベントの出展企業と合同で、節句人形を通して赤ちゃんの誕生を祝い、感謝するプロジェクト「赤ちゃんワールドプロジェクト」を立ち上げ、伝統文化や伝統産業の振興をコンセプトに活動を行っている。
当日は、埼玉県内で制作された節句人形を中心に350点以上を展示・販売するほか、大型こいのぼりの建付相談、赤ちゃんの似顔絵イベントを予定する。購入者を対象とした抽選会も行う。
同社社長の戸塚大介さんは「全国的にみても最大規模のイベントで、定番の人形だけでなく今どきの人形まで幅広くそろえる。見るだけでも楽しめるように企画しているので、ご家族でぜひお越しいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。