大宮駅東口で9月1日、「駅前防災フェスタin大宮」が開催される。主催は大宮銀座通り商店街(さいたま市大宮区宮町1)。
大宮駅東口の「大宮銀座通り商店街」、東日本連携センター「まるまるひがしにほん」、駅前の複合施設「OM TERRACE(オーエムテラス)」の3会場で行われる同イベント。普段から防災を始めるきっかけづくりと防災コミュニティーの形成、大宮駅周辺の防災関連人材発掘を目的に、気軽に参加できる体験ブースや物産展、東日本の海産物を使った復興支援バーベキューを展開する。
大宮銀座通り商店街では、防災グッズや災害に強い家の展示、テント張りやキャンピングカーの乗車体験、非常食の試食会を行う。水消火器を使った的当てゲーム、かき氷販売も行い、家族で楽しみながら防災について学ぶことができる。
まるまるひがしにほんでは、1階で復興支援物産展、2階でトークセッションと体験教室を行う。物産展では、とうもろこし、ジャガバター、気仙沼をはじめとする東日本の日本酒、福島県浪江町の物産などを並べる。2階では、セントラルスポーツによる「避難施設でできるストレッチ教室」、被災地支援の当事者の話から災害への備えについて考えるトークセッションなどを行う。
OM TERRACEでは、「カキ小屋首領(ドン)マサオ」による復興支援バーベキューを行う。東日本の海の幸を提供するほか、バーベキューに合う日本酒もそろえる。
期間中、各会場を回ってスタンプを集めた人を対象に防災グッズを進呈するスタンプラリーを行うほか、大宮アルディージャ・クラブマスコット「アルディ」も来場する。
大宮銀座通り商店街の栗原俊明会長は「防災のイベントといっても堅苦しい雰囲気ではなく、カジュアルに家族で楽しめる。身近なところから防災を考えるきっかけにしてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(大宮銀座通り商店街は16時まで、まるまるひがしにほんは19時まで)。