「国際漫画フェスティバルインさいたま・さいたま市ユーモアフォトコンテスト 合同作品展」が11月16日から、複合文化施設「プラザノース」(北区宮原町1)で開催される。
「国際漫画フェスティバルインさいたま」は旧大宮市の時代から定期的に開催しているイベントで、今回で29回目。国内外の漫画作家のイラストや一枚漫画などを展示する。同施設の池野本聡美さんは「さいたま市が近代漫画の祖である故・北澤楽天さんのゆかりの地であることから、同市では今回のイベントをはじめ漫画会館などの施設運営など、地域を上げて漫画やユーモアの文化を盛り上げている」と話す。
同時開催の「さいたま市ユーモアフォトコンテスト」は、プロ・アマチュア問わず全国から募集した「ユーモアが感じられる写真」の入賞作品を展示する。プロの写真家以外にも、漫画家や高校生も審査に加わり、経験や技術よりも見た人が思わずほほ笑んでしまうようなユーモア感を重視したという。
23日・24日には、漫画と写真をテーマにゲストを招きトークショーを開催する。23日には、テレビアニメ「サザエさん」の2代目「磯野波平」や「名探偵コナン」の「目暮警部」の声を担当する声優・茶風林さんをゲストに、アニメや映画、舞台の現場話や生朗読会を行う。24日には、猫写真家の沖昌之さんを招き、「一生懸命なのになぜかおかしい猫」の紹介のほか、次回作品の撮影秘話などを展開する。
池野本さんは「漫画フェスティバルは29回目、ユーモアフォトコンテストは28回目の開催で毎回多くの方に来場いただいている。今年のトークショーのゲストは、それぞれの内容がとても面白く、声優に興味のある方や猫の写真を見るのが好きな方などは特に楽しめると思う。トークショー内でもサイン抽選会などのイベントを企画しているので、参加いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~18時。入場無料。今月24日まで。トークショーの申し込みは、電話と施設窓口で受け付ける(TEL 048-669-0300)。