大宮駅東口から徒歩3分の場所にある「パイオランドホテル」(大宮区宮町1)が10月25日から、ハロウィーンイベント「お菓子つかみどり」を行っている。
1976(昭和51)年に開業した同ホテル。駅から5分圏内というアクセスの良さや、近隣の飲食店の多さなどから、ビジネスマンやさいたまスーパーアリーナでのイベント来場者の宿泊利用が多いという。
新型コロナウィルスの影響で、多くのイベントが中止になる中、700人近くが参加する「大宮ハロウィンフェスティバル」も中止が決まった。同ホテルの田代秀一社長は、1歳と4歳の娘の父親でもあり、生まれ育った地元に少しでもにぎわいをと同イベントを企画した。田代さんは「地域で一番愛されるホテルを目指すことを会社の理念としてうたいながら、今までハロウィーンでは何もしていなかった。イベントを通じて、地域の皆さまに地域のホテルとして私たちのことを知ってもらえたら」と話す。
SDGs推進室室長の田代恵里さんは「当ホテルではSDGsを積極的に推進しており、9月からはウェルカムベビー認定の宿として、子どもに優しい宿泊プランの提供もしている。次世代を担う子どもたちのことを考え、より皆に住みやすい社会にできたら」と話す。
お菓子のつかみ取りは、18歳以下の子どもが対象。恵里さんは「仮装して来ていただけたらうれしいが、していなくても問題ない。ホテルのため24時間営業しているのでいつ来ても大丈夫だが、暗くなったら大人と一緒に来てもらえたら安心。フロントスタッフに『トリックオアトリート』と声掛けいただけたら」と呼び掛ける。
10月31日まで。参加は無料、1回限り。