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大宮におむすび店 100種超の開発経験生かし、地元で初の常設店

店主の齋藤優花さん・直樹さん夫婦

店主の齋藤優花さん・直樹さん夫婦

 「おむすびとお惣菜の店 おとなりさん」(大宮区大門町3)が10月14日、大宮駅東口にオープンした。これまでシェアキッチンなどで営業してきたが、初めて常設店舗を構えた。

左から「ほおずき村むすび」「おつかれサバむすび」「鮭」

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 店主の齋藤優花さんは大宮出身。店舗近くの大宮北小学校、大宮北中学校に通ったという。「いつか地元で店を持ちたい」という思いがあり、大宮で出店場所を探していた。

 同店は2024年4月に与野駅近くのシェアキッチンで週1回の営業を開始。その後、北浦和のシェアキッチンやイベントなどでも、おむすびや総菜を販売してきた。営業を続ける中で開発したおむすびは100種類を超えるという。

 新店舗では、テイクアウトに加えてイートインにも対応する。7時~8時はおむすびのみ、8時~11時はおむすびと「養生スープ」(500円)を店内で提供する。養生スープは、日替わりの具材6種類とトッピング4種類を用意し、季節やその日の体調に合わせて選べるようにする。11時~15時には、おむすび2個に選べる主菜、副菜、みそ汁、自家製豆腐を組み合わせた小鉢セット(1,100円~)を提供する。テイクアウトは、おかずセット(500円~)、おかず付きの弁当(850円)を販売し、15時以降は単品を中心に販売する。

 日替わりで10種以上をそろえるおむすびは、鮭(サケ)や昆布などの定番のほか、焼きサバと塩昆布など。ショウガの入った「おつかれサバむすび」(290円)や、4種の具材が入った「爆弾」(380円)といったユニークな品も並ぶ。

 具材はほぼ全て手作り。野菜や肉などを組み合わせて、食事としての栄養バランスも意識しているという。野菜は市内産のものを中心に使い、地元農家の野菜も販売する。

 「ほおずき村むすび」(230円)は、この場所で約40年間営業していた飲食店「ほおずき村」の名物を受け継いだもの。玄米や黒米、もち麦、青じそなどを使ったおむすびで、店主からレシピを教わり、味を再現した。常連客の中には、懐かしんで同商品を買い求める人もいるという。

 プレオープンで立ち寄った大宮区の女性は「お米がおいしい。玄米に癖がなくて食べやすい」と話す。シェアキッチン時代から通っているという中央区の女性は「今までは週1日営業で曜日が限られていたが、いつでも来られるのがうれしい」と笑顔を見せる。

 店名の「おとなりさん」は地域の「駄菓子屋のおばちゃん」的な存在を目指して名付けた。朝は、店の前を通り過ぎる小学生に「おはよう」「いってらっしゃい」と声をかける。

 齋藤さんは「歴史と誇りある大宮の地で店を開くことができ、感謝でいっぱい。おむすびを通してワクワクと心と体の健康を届け、地域の皆さまに長く愛される店になれるよう頑張りたい」と話す。

 営業時間は7時~17時。水曜・土曜・日曜・祝日定休。