埼玉・県民活動総合センターで武藤真祐医師の講演会 「いきいき相談室」の紹介も

イベント主催者の佐野幸子さん

イベント主催者の佐野幸子さん

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 埼玉県県民活動総合センターで11月26日、武藤真祐医師の講演会「ICTを用いた在宅医療と地域包括ケアの実践」が行われる。主催はNPO法人ヒューマンシップコミュニティ。

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 同団体は、埼玉県、上尾市の支援を得て、地域で支える健康・医療・介護を考える活動『いきいき相談室』を展開し、健康相談、介護、子育て、なんでも相談できる場として、高齢者たちが気軽に来られる相談会を開いている。お菓子作り、自家製蜂蜜入りのハンドクリーム作り、クリスマスソングを歌う会などの行事も開き、毎回多くの高齢者が参加する。

 今回は「地域で支える健康・医療・介護を考える講演とシンポジウム」として、日本の医療にICT(情報通信技術)を導入した先駆的な医師で、在宅医療で石巻の復興を支える活動も行う武藤真祐さんが講演を行う。講演のテーマは「ICTを用いた在宅医療及び地域包括ケアの実践例と海外への展開」で、「いきいき相談室」の活動についても紹介。講演後、埼玉県高齢者福祉課の職員も交え、参加者全員で埼玉県の医療・介護についてセッションする。

 同団体代表の佐野幸子さんは「埼玉県は人口10万人当たりの医師の数が日本最下位の医療過疎地で、超高齢化へ日本一のスピードで進んでいる。住み慣れた埼玉県で最期まで暮らすために、これからの超高齢化社会への取り組みを一緒に話し合いたい。医療・介護に興味・不安をお持ちの方、従事している方、行政の方、どなたでもご参加いただければ」と話す。

 開催時間は13時~。参加費は1,000円(別途資料代200円)。申し込みはメールまたはファクス(FAX 048-873-1228)で受け付ける。当日参加も歓迎、直接会場へ。定員は100人。

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