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さいたまのカフェで女性作家個展 オイルパステルで「12の月の動物」表現

作品を描いたしまぶくろさん(左)、カフェ店主の中村さん(右)

作品を描いたしまぶくろさん(左)、カフェ店主の中村さん(右)

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 「食堂cafe Lapin*(カフェ ラパン)」(さいたま市岩槻区宮町1、TEL 048-878-8355)で3月29日から、企画展「しまぶくろ えみ作品展 『12の月の動物たち』」が開催されている。

「12の月の動物たち」作品展示

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 しまぶくろ えみさんは、戸田市を拠点にカラーリストとして色彩に関する講座やワークショップを行っているほか、「なないろ似顔絵」「癒しのパステリア書」などのインストラクター・作家としても活動している。自身初の個展となる同展の開催にあたっては、作家とカフェをつなぐ活動をしている田中愛子さんがコーディネーターとして仲立ちをし、実現した。

 作品はエンボス紙にオイルパステルで描かれたもの。ロシア児童文学「森は生きている」の絵本を読んだことをきっかけに、「もし12の月の神様が動物だったらどんな感じだろう」とイメージを膨らませて描いたオリジナル作品。展示のほか、カレンダー・ポストカードの販売、イラスト作品オーダーも受け付ける。

 しまぶくろさんは「去年、似顔絵作品展に出品した同モチーフの一枚のイラストが好評で、『カレンダーにしてみては』との声が多かった。『森は生きている』は4月の神様がキーとなるお話だったため、4月始まりのカレンダーにしたいと考えて、ほぼ今年に入ってから短期間で描き上げた。各月の動物たちそれぞれをもっと大きく描いてみたいと思っていたので、こうしてすてきなカフェで皆さんに見てもらえてうれしい」と話す。

 越谷市から来店した磯野奈枝子さんは「しまぶくろさんのパーソナルカラー診断(似合う色の診断)を受けたことがあり、今回は絵を見てみたいと思って、娘と一緒に来店した。お店の白い壁に作品がよく似合っている」とほほ笑んだ。

 同店は管理栄養士・野菜ソムリエの資格を持つ中村裕子さんが2015年9月にオープンした。「地産地消」「バランスの良い食事」をコンセプトに、埼玉県の「特別栽培農産物利用店」にも指定されている。店内ではギャラリー企画展示のほか、趣向を変えたワークショップも毎月開催している。

 展示はカフェ営業時間の11時30分~18時。4月15日まで(4月2日~5日、9・10日は休み)。4月18日~5月7日には、蓮田市のカフェ「muni」でも展示する。

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