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大宮で高校生主催のTEDxイベント 10〜50代の7人が登壇

「TEDxOmiyaYouth」の運営スタッフ

「TEDxOmiyaYouth」の運営スタッフ

 TEDxイベント「TEDxOmiyaYouth(テデックス・オオミヤ・ユース)」が9月20日、大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1)で開催される。

副代表を務める大阪の教育者・松下隼司さん

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 TEDxは、「広める価値のあるアイデア(Ideas Worth Spreading)」を掲げるアメリカの非営利団体TEDのライセンスを受け、世界各地で独立して企画・運営される講演イベント。実行委員会によると、大宮地域でのTEDx開催は今回が初めてで、現在県内で開催されている唯一のTEDxイベントだという。

 創設者で代表を務めるのは栄東高校1年の崔博然さん。実行委員会によると、TEDxの代表としては日本最年少だという。高校生が携わるTEDxは学校が主体となり校内で開かれることが多いが、同イベントは学校の関与を受けず、有志の高校生を中心とした実行委員会が企画・運営する。副代表を大阪の教育者・松下隼司さん、デザインディレクターを現役大学生の山本ゐろはさんが務め、当日も高校生のコアメンバーが中心となって運営する。

 立ち上げのきっかけは、中学時代の恩師から聞いた「ギブ・アンド・テイク」についての言葉だった。崔さんは「『学生だから与えてもらって当たり前』のような傲慢(ごうまん)な考えがどこかにあったと思う」と振り返る。地域から多くのものを受け取ってきたことに気づき、「今度は自分がこの街に何かを返したい」と考え続けた末にたどり着いた答えが、「人と人、地域と地域、アイデアとアイデアをつなぐ架け橋としてのTEDxだった」という。

 テーマの「BRIDGE」は、実行委員20人(当時)の投票で決めた。大都会とも地方都市とも言い切れない「外縁」の街・大宮だからこそ生まれる価値あるアイデアがあるはず、との思いを込めた。ポスターには「外縁から、未来へ。」のキャッチコピーを掲げる。

 当日は10〜50代の7人が登壇し、それぞれ18分以内のスピーチを行う。登壇者は、大宮で特許事務所を営む弁理士の赤塚正樹さん(ひので総合特許事務所代表)、ベンチャーキャピタリストの石崎宏典さん、コミュニティコム(大宮区)社長の星野邦敏さん、起業家の荻野邦子さん、シンガポールで11年間暮らした帰国生で学生団体「Returnees Hotline」代表の川端爽さん、小学校非常勤講師の竹岡正和さん、香港で生まれ育った高校生で社会活動家の東尾紗良さん。東尾さんは7人で唯一、英語でスピーチする。各スピーチの動画はTEDの規定に基づき、編集・審査を経てTEDの公式ユーチューブチャンネルで公開する予定。

 崔さんは「地域や世代、肩書きを超えて集まる登壇者のアイデアを、これからの生活や考え方のヒントにしてほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は14時30分〜18時(14時開場)。参加無料(事前申込制)。申し込みは専用フォームで受け付ける。