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大宮氷川神社参道横で「清水園マルシェ」-十日市に合わせ参拝客をおもてなし

昨年より規模を拡大して開催されたマルシェ

昨年より規模を拡大して開催されたマルシェ

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 大宮氷川神社の大湯祭と参道に並ぶ十日市を楽しむ参拝客でにぎわう氷川神社の参道横で12月10日、「清水園マルシェ」が開催され、十日市帰りの多くの来場者でにぎわった。

生花店によるクリスマス雑貨の販売ブース

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 会場となったのは、大宮の老舗結婚式場「清水園」(大宮区東町2)の駐車場。会場にはテントが立ち並び、清水園をはじめ、市北部で地元産は蜂蜜を生産する「さいたまミツバチプロジェクト」など、地域に関連する店舗が営業するブースが並んだ。中にはイタリアンレストラン「ディアボラ」と埼玉発祥のピザチェーン店「るーぱん」の同業2社がコラボレーションし、岩槻で生産するヨーロッパ野菜をPRするという地域イベントならではのブースも。

 昨年は「クリスマスマーケット」という名称で開催したが、今年はさらに多くの参加者を集めて「マルシェ」と名前を変えて開催。「十日市は多くの参拝客が来てにぎわう反面、座って休めるところないことがずっと気になっていた。亡くなった先代がこの駐車場でカフェをやりたいという話を思い出し、地域の方と協力しイベントを始めた」と、イベントを主催する清水園常務の清水清津里(せつり)さんは話す。

 「近隣にお住まいの方からは『年に1回ではなくもっと開いてほしい』とうれしい要望がある」と清水さん。「主役はあくまで氷川神社。あまり企業色を出さず、おもてなしイベントとしての開催にこだわりながら今後も続けていきたい」という。

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