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大宮・東光寺で「劇団あろは声芝居」 楽天生誕150周年記念で朗読会

劇団あろは「声芝居」8月23日初公演

劇団あろは「声芝居」8月23日初公演

 日本初の漫画家・北沢楽天生誕150周年を記念した特別ステージ「劇団あろは 声芝居~5人の異なる『声』のスペシャリストたちによる朗読会」が8月23日、北沢楽天の菩提寺「大宮山 東光寺」(さいたま市大宮区宮町3)で行われる。主催は「北沢楽天サポーターズクラブ」。

リハーサル会場はビアバー「Sparkling Hearts」

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 北沢楽天生誕150周年を機に、「北沢楽天顕彰会」を引き継いで今年4月にスタートした同クラブ。「劇団あろは」は、同クラブ会長でラジオ局「FM NACK5」のパーソナリティーを務める漫画家・あらい太朗さんの声がけで集まった5人の「声のプロフェッショナル」で結成し、今回が初公演となる。

 演目は、太朗さんの実体験を元にした「あたらしい桃太郎」と、楽天の妻・いのが亡き夫と雲の上で再会する「雷になった いのばあちゃん」。公演のオープニングと休憩明けには、各出演者が「クスッと笑える」寸劇や語りなどを披露する。

 「雷になった いのばあちゃん」は、楽天の掛け軸「雷と蛙(かえる)」を発端に、楽天が逝去して間もない頃の楽天の妻「いの」に巻き起こるファンタジー朗読劇。いの役は「鉄腕アトム」のアトム役を務めた声優・清水マリさん、雷様役を芸人の西田どらやきさん、雷様の妻役をアナウンサー・吉江まりもさん、雷様の子ども役を声楽家・あらいななかさん、北沢楽天役を太朗さんが、それぞれ演じる。

 いのは楽天が亡くなった後10年間、一人で盆栽町の邸宅(現在は「さいたま市立漫画会館」がある場所)で過ごした。太朗さんは「物語のテーマは『夫婦愛』。漫画家を支え、先立たれた妻の思いはどのようなものか。想像して書き進めながら、自分たち夫婦と重ねてしまうこともあった」と話す。

 12日に行ったリハーサルでは、仕事のために欠席した清水マリさんの代役を太朗さんの妻が務め、夫婦役を夫婦で演じた。「雷様夫婦の痴話げんか」のシーンは、太朗さん夫婦から「もっと追い打つように、がんがんかけ合って」と指導があり、取り出し稽古。さらに怒気を込めた西田さんと吉江さんのせりふの応酬に「これだよね」と拍手が起こっていた。

 楽天は晩年、「人に優しい絵を描きたい」と漫画風のユーモアがあるびょうぶ絵や掛け軸を多く残した。太朗さんは「楽天は漫画にとどまらないさまざまな形で『笑い』を届けた。自分たちも『楽天スピリッツ』を燃やして、お客さまの心を震わせるような、オリジナリティーあふれる芝居を届けたい」と意気込む。

 13時30分開場、14時開演。チケットは、前売り券=3,500円、当日券=3,800円。全席自由。

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