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そごう大宮店で初の「福井県の物産と観光展」-北陸新幹線開通控えPR

福井県が全国に誇る「福井県立恐竜博物館」から出展の恐竜「フクイラプトル」の化石(複製)

福井県が全国に誇る「福井県立恐竜博物館」から出展の恐竜「フクイラプトル」の化石(複製)

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 そごう大宮店(さいたま市大宮区桜木町1、TEL 048-646-2111)で現在、全国のそごうと埼玉県内の百貨店として初めてとなる「福井県『越前・若狭』の物産と観光展」が開催されている。

今が旬の「越前ガニ」

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 同展は、来年春に北陸新幹線が金沢駅まで開通するのを前に、これまで県内ではあまりなじみのなかった福井県の魅力をPRしようと、そごう大宮店と福井県、福井県物産協会、福井県観光連盟などが企画した。7階・催事場を中心に全館を使って、さまざまな魅力をPRしている。

 来場者の目を引いているのが、恐竜「フクイラプトル」の骨格標本のレプリカの展示。福井県勝山市で見つかった化石を元に復元されたもので、同県の「福井県立恐竜博物館」から出展している。5階・特設会場には同館のミュージアムショップが期間限定で出店している。

 7階・催事場では、福井の魅力あふれる食や工芸品などを販売。食では、今が旬の越前ガニがに(時価)や、サバを一本丸々串に刺して焼いた「焼きさば」(1尾1,050円)、羽二重餅の中に梅が丸ごと入った「越の雪中梅」(1個180円)、オムライスとトンカツがコラボした越前市のB級グルメ「ボルガライス」(840円)など、多様な食材を販売している。越前ガニを販売する越前水産の担当者は「昨年は海が荒れて漁に出ることができず市場にほとんど出回らなかったが、今年はそこそこ捕れている。締まった身と風味豊かなかにみそを楽しんでほしい」と冬の味覚をPRする。工芸品では、鯖江のメガネや福井市の洋傘、螺鈿(らでん)細工をあしらった漆器など、福井県の誇る伝統工芸品も多数販売している。

 営業時間は10時~20時(最終日は会場のみ17時まで)。今月21日まで。

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