公園の一区画を利用して手持ち花火ができる「花火ができる公園2026」が7月から、さいたま市公園緑地協会が管理する4つの公園で実施される。
区画を分けて各グループ花火を楽しむ(昨年の様子、主催者提供)
「日本の伝統文化、夏の風物詩である花火の経験を子どもたちにも」という思いから、2024年から実施する同企画。同協会事業課の河本直之さんは「都市公園条例により火気使用に制限ができ、安全性が確保された一方で、手持ち花火ができる場所や機会が減ってしまった。ルールを守って誰もが花火を楽しめる場所を提供したいと開催日を決めて実施している」と説明する。
会場は、三橋総合公園(さいたま市西区三橋5)、別所沼公園(南区)、岩槻文化公園(岩槻区)、大和田公園(見沼区)の4カ所。料金は1区画(5メートル×5メートル程度)1,000円で、18時から20時まで利用できる。
同企画ではスペースの確保だけでなく、道具の用意や持ち帰りの手間なく「手ぶら」で花火を楽しめるように、花火の販売や消火バケツ・ライターなどの貸し出し、ごみの回収などのサービスも行う。昨年は、会場となった3つの公園のうち2つの公園の予約率が100%となり、利用者からも「大手を振って花火を楽しめてうれしい」といった声が寄せられたという。
河本さんは「街なかの公園や広場では『ボール遊び禁止』などの禁止事項が増え、子どもたちが多様な外遊びができる空間が減っていると感じる。当協会では『できない公園からできる公園へ』をコンセプトに、少しでも子どもたちの経験が広がることを願い、『さいたま市BBQ(バーベキュー)ガーデン』を開設するほか、イベントも開いている。家族や友人との思い出作りに、公園に遊びに来てほしい」と利用を呼びかける。
利用予約は希望日の25日前の9時から、専用の予約サイトで受け付ける。中学生以下は保護者の同伴が必要。開催日は各園によって異なる。