居酒屋「大宮の餃子(ギョーザ)マニア」(さいたま市大宮区大門町1)が大宮駅東口近くにオープンして、7月22日で1カ月がたつ。経営は飲食店事業などを展開する「M'H」(東京都足立区)。
台湾や中国の屋台をイメージした「大宮の餃子マニア」1階フロア
「餃子マニア」ブランドの業態は、「マニアプロデュース」(東京都渋谷区)の天野裕人社長が「中国でギョーザを味わったときの感動をシェアしたい」との思いから、2017(平成29)年に西荻窪で誕生。中国の屋台で教わった皮や餡(あん)の製法を取り入れ、「現地の味を再現している」という。2019年、ミシュランのビブグルマンに選出された。
同店は、同ブランドのフランチャイズ店で、23店舗目。埼玉県内は初出店。焼き肉店跡を全面改装し、台湾や中国の屋台、夜市をイメージした内装で仕上げた。店は2階建てで、店舗面積は19坪。席数は、カウンター4席とテーブル44席の計48席。
M'Hは、大宮駅東口で炭火焼き「いわこう」などを営む。オープンの経緯について、加藤拓矢社長は「以前からフランチャイズ事業に挑戦したいと考えていたところ、空き物件が見つかった。もともと『餃子マニア』のファンだったので、大宮で出店したいと思った」と振り返る。「天野社長とは以前からの知り合いで、互いに埼玉出身。『いつか埼玉に出店したい』と話していたこともあり、声をかけた」という。
看板メニューは、オーダーごとに自家製皮を伸ばして包む手包みギョーザ。「本場の水餃子」(4個528円)は、エビ、シソ、ニラたま、パクチー、アサリ、春菊、ホタテ、「ラムとトマトとパクチー」の8種類で提供するほか、「熟成マニア焼き餃子」(5個660円)、「マニア揚げ餃子」(4個550円)、「枝豆ガーリック」「パクチーメンマ」(以上418円)、「ひまわりの種」(308円)、「しっとりなよだれ鶏」(803円)などを並べる。
ドリンクメニューは、「生ビール」(黒ラベル、605円)、「台湾瓶ビール」(金牌、715円)、紹興酒を使った「ドラゴンハイボール」(550円)、中国の焼酎「白酒(ばいちゅう)」(605円)、「福建省のウーロンハイ」(528円)などをそろえる。
客層は20~40代の会社員が中心。加藤社長は「水ギョーザはショウロンポウのような肉汁が楽しめる一品。皮から手作りする店は減ってきたので、ぜひ本場の味を味わってほしい」と話す。今後について、「埼玉県内の一次生産者とのつながりを深め、県産食材を積極的に取り入れながら地元をさらに盛り上げていきたい」と意気込む。