創業100年余りになる大宮の団子店「かどや 大宮西口店」(さいたま市大宮区桜木町2)が7月10日、「みたらし氷」を発売した。
2022年から夏季限定で販売している同商品。削った氷とソフトクリームに「秘伝のみたらし餡(あん)」で作ったシロップをたっぷりかけてのりを散らし、みたらし団子を添えた。「見た目は大盛りでも、ペロリと軽く食べられる」かき氷に仕上げた。昨年は販売を休んだが、周囲からのリクエストが多く寄せられ復活させた。
同商品を考案したのはコロナ禍。「店の売り上げが落ち込み、お客さまを呼ぶために何か新しいことを始めようと話し合った」とスタッフの金井彩さんは振り返る。店舗DXコンサルタントの宮本ヒロシさんに相談し、「伝統を守りつつ新しいものを」と看板商品の「みたらし団子」を使った新作を作ることを決め、「かき氷開発」が決まった。氷は宮本さんの紹介でつながった1924(大正13)年創業の氷店「小野田商店」(東京都北区)の「超純氷」を使う。価格は950円。
餡のレシピは3代目店主・関本真也さんの祖母が作った味を代々受け継ぎ、団子の材料は創業時から変わらず米のみ。金井さんは「甘じょっぱい『みたらしシロップ』が、ふわふわに削った氷と甘いミルクソフトに絡まって、最後まで飽きずに食べられる。創業100年の味を食べて涼んでほしい」と呼びかける。
提供時間は11時~16時。日曜・祝日定休。販売は夏季限定(材料がなくなり次第終了)。