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さいたま市宇宙劇場のプラネタリウム投影機器がリニューアル 1億個の星投影

新しく導入され五藤光学研究所製「ケイロンIII」

新しく導入され五藤光学研究所製「ケイロンIII」

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 プラネタリウム投影機器類のリニューアルに伴い休館していた「さいたま市宇宙劇場」(大宮区錦町、TEL 048-647-0011)が4月1日、リニューアルオープンした。

最新機器と糸賀館長

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 1987(昭和62)年8月に開館して以来、同劇場で星空を映し出してきたコニカミノルタプラネタリウム製「インフィニウム」の老朽化から今回リニューアルとなり、五藤光学研究所製「ケイロンIII」が新しく導入された。埼玉県内では最新の機器で、以前は7.6等星の約2万6000個を投影していたが、新しい機器では17等星の約1億個の星と全天解像度8Kのデジタル映像を映し出すことができるという。

 糸賀富美男館長は「天の川の星も一つ一つ表現しているので、双眼鏡でのぞくと実際の星空と同じように見えるはず」と話す。「見たお客さまからは映像がきれいと好評を頂いている」とも。

 リニューアル記念番組として現在、同館オリジナルのプラネタリウム番組「Challenge to the UNIVERSE! 若田光一の宇宙」を上映中。糸賀館長は「11月からの休館でお待たせしてしまったが、最新機器の導入で、より実際に近い満天の星と迫力ある映像を見ていただけるようになった。ぜひ来場いただければ」と呼び掛ける。

 開館時間は12時30分~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。水曜休館(祝日の場合は翌日)。

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