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打ち水で氷川の杜に涼風が吹く-さいたま打ち水大作戦

打ち水の様子

打ち水の様子

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 大宮・氷川参道の平成ひろばで7月13日、暑さを吹き飛ばす「さいたま打ち水大作戦2013」が行われ、多くの親子連れが打ち水による心地よい涼しさを体感した。主催は、さいたま市環境会議とさいたま市。

打ち水後に行われたアルディとヌゥの記念撮影の様子

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 真竹を使って水鉄砲を作るコーナーでは小学生が列を作って工作に挑戦。竹用ののこぎりや錐(きり)などを使い、水の出方を確認しながら水鉄砲作りを楽しんだ。温度分布を映像で表示するサーモグラフィーのコーナーでは、センサーの前にさまざまなものをかざし、素材による温度の違いや、体の表面でも顔面や手のひらの温度が高いことに感心していた。

 15時からの一斉打ち水には、地元・大宮アルディージャのマスコット「アルディ」と、さいたま市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」も参加。100人を超える参加者が用意した約500リットルの井戸水を一斉にひしゃくでまくと歓声が起こり、「涼しくなった」「風が冷たく感じた」という声が聞かれた。

 打ち水後の会場では、サックスアンサンブル「しらこばと音楽団」と、ギター弾き語りの篠木拓哉さんによる「すずかぜコンサート」が行われ、多くの人が涼しくなった会場で爽やかな音楽を楽しんだ。

 浴衣姿で参加した親子は「打ち水で涼しくなることは知っていたが、こんなに心地よい涼しさとは知らなかった。自宅でも実践したい」と話していた。

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