「第1回大宮公園防災車中泊＆キャンプFes.（フェス）」が9月30日・10月1日、県営大宮第二公園（さいたま市大宮区寿能町2）で開催される。実行委員会、埼玉県、大宮第二公園及び第三公園マネジメントグループの共催。

防災車中泊＆キャンプFes.（画像提供＝Cheer up RV）

　埼玉県官民連携プラットフォーム「都市公園の持続可能な利活用と環境保全に関する検討部会」と、「キャンピングカーで日本を元気にする」活動を行う「Cheer up RV」が企画した。

　SDGsのゴール11「住み続けられるまちづくり」を目指し、大宮公園の持つ防災機能の周知などの普及啓発を目的に実施し、車中泊やテント泊を通じて公園で宿泊できる体験を行う。県営公園としての魅力をアピールするため、ステージやパブリックビューイングも同時開催。スーパー竹とんぼのワークショップ、大宮池守による舟遊池（ボート池）の生物展示や缶バッジ作りなど、子どもが楽しめるブースも用意する。

　一般社団法人「埼玉県スマートまちづくり」代表理事の山田隆之さんは「SDGsを通じて官民が連携したチームによる、大宮公園の利活用を考える今年度第2弾のイベント。公園が防災拠点という観点からキャンピングカーやテントキャンパーの宿泊をはじめ、地域の方々が楽しめる音楽ライブやダンスチームがステージでパフォーマンスを行う。大宮アルディージャのパブリックビューイング、キャンピングカーの展示や、多くのキッチンカー・出店ブース、パークスポーツの開催などさまざまな催しを用意している」と話す。

　埼玉県公園スタジアム課の高桑良輔さんは「公園の持つ防災機能や自然を体感し、楽しみながら防災が学べるイベント。気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。

　開催時間は、30日が11時～20時＝キッチンカー・ブース出店、13時～14時＝開会式、14時～20時＝ステージイベント、18時～20時＝パブリックビューイング「大分トリニータvs大宮アルディージャ」、10月1日が8時30分～16時＝キッチンカー・ブース出店、9時～13時30分＝ステージイベント、13時30分～14時＝閉会式。宿泊体験は要予約。小雨決行。荒天中止。