ライブハウス「HEAVEN'S ROCK（ヘブンズロック） さいたま新都心」（さいたま市中央区上落合4）で12月11日、大宮の路上ライブから活躍のきっかけをつかんだ男性デュオ「サスケ（SASUKE）」と、浦和出身在住のシンガー・ソング・ライター岩船ひろきさんが、ライブ競演する。

浦和出身在住のシンガーソングライター岩船ひろきさん（関連画像）

　同ライブは「ヘブンズロック VJ-3 series 番外編 Acoustic Groove」。サスケ、ノロッストリオ(Vo&Gt.岩瀬敬吾、Key.今村仁美、 Per.ヤマグチユキヒコ fromハックルベリーフィン) 、岩船ひろきさんの3組が共演。

　奥山裕次と北清水雄太からなるサスケ（SASUKE）は埼玉県毛呂山町出身のデュオ。大宮駅前路上ライブを中心に都内や北関東で精力的にライブ活動を行う。歌詞が切なくて思いが伝わってくると話題になった「青いベンチ」は、インディーズレーベルから、地元大宮の1店舗のみでの販売ながら500枚を即日完売した。2009年4月に解散、2014年4月に再結成した。

　岩船さんは、浦和生まれの浦和育ち。埼玉、東京、新潟の路上ライブを中心に活動。地元ラジオ局REDS WAVEでレギュラー番組「岩船ひろきのあふれだすメロディ」メーンパーソナリティーを担当している。11月にセカンドミニアルバム『「Ｉ」言葉』を発売した。

　2組のつながりは、岩船さんがデビュー前の大学４年生の頃、NACK５のサスケ、北清水雄太さんの番組に「アマチュアゲスト」として出演したことがきっかけ。岩船さんは「中学、高校の頃にカラオケやライブでもたくさん歌っていた『青いベンチ』を歌っているアーティスト本人を目の前にして、本当に緊張した」という。今年2月、岩船さんのラジオ番組に今度はサスケがゲスト出演した。

　初共演を控え、岩船さんは「サスケさんと同じ舞台に立てることはとてもうれしい。緊張するが全力でぶつかり『今の岩船ひろき』をサスケさんのファンのみなさんとサスケさんの２人にも見せられたら」と意気込む。「いずれはさいたまスーパーアリーナのステージに立ちたい」とも。

　サスケの二人は「ホームグランドの大宮でのイベントという点が僕らにとっては楽しみであり、大きな意味がある。岩船さんとの競演は、ラジオのゲストに呼んでもらって以来。ぜひライブで共演できればと思っていたのでとてもうれしい」と話す。

　同ライブハウスの道古さんは「サスケと岩瀬敬吾さんの出演は先ず先に決めて進めていた。3組目に、サスケと同様に同じ地元での活動を熱心に行なっている岩船くんに参加してもらうことになった。地元を大事に活動するアーティストは数少ないのでとてもうれしい」と笑顔を見せる。

　18時30分開場、19時開演。チケットは前売り＝2,700円、当日＝3,200円（以上ドリンク代別途）。問い合わせはヘブンズロックさいたま新都心（TEL 048-858-7251）まで。