北欧をイメージしたメニューを提供するカフェ「Nordic Cafe ＆ Dining matka（ノルディックカフェ アンド ダイニング マトカ）」が4月4日、温浴施設「おふろcafe utatane（うたたね）」（さいたま市北区大成町4、TEL 048-856-9899）内にオープンした。

「北欧のごちそう満喫プレート」

　系列施設の「白寿の湯」（神川町）から運んだ湯を使う天然温泉の風呂、3つのサウナのほか、ハンモックエリアやロフトエリア、ワークスペースなど着衣で過ごせるエリアから成る同施設。北欧旅行の気分を楽しんでほしいと今回、館内のカフェをリニューアルした。

　店名の「matka」は「旅」を意味するフィンランド語。同施設を運営する温泉道場営業副本部長の新谷竹朗さんは「日常を忘れリラックスして日帰りの北欧の旅を楽しんでもらえたら」と話す。

　オーロラをモチーフにしたパフェや、ノルウェーから生で直送されるノルウェーサーモン、手ごねの大きなミートボール、フィンランド人パン職人が作る手作りシナモンロール、さいたまヨーロッパ野菜など北欧と地域の食材を生かした約70種のメニューを提供する。テーブルウエアはフィンランドの食器「IITTALA」「ARABIA」を使っている。同施設を運営する温泉道場営業副本部長の新谷竹朗さんは「北欧は生の野菜が少ないこともあり、食器がテーブルを華やかにする役割もあるので、色鮮やかな食器にも注目してもらえたら」と話す。

　北欧の定番メニューを一皿に盛り込んだ「北欧のごちそう満喫プレート」（2,728円）、北欧の家庭料理「ママの手ごねミートボールプレート」（1,958円）、ノルウェーサーモンをたっぷり使う「ごろごろサーモンスーププレート」（1,848円）、ブルーやグリーンのゼリーでオーロラを表現した「オーロラパフェ」（1,408円）、ミントシロップを好きなタイミングで「ロウリュ」する「サウナパフェ」（1,628円）、フィンランドビールの「LAPIN KULTA（ラピンクルタ）」（858円）などをそろえる。

　フィンランド政府観光局公認フィンランドサウナアンバサダーも務める新谷さんは「北欧では、サウナ室に入り湖へ飛び込んだり、リラックスした状態で食べたり飲んだりくつろいだりする一連の流れを『サウナ』と呼んでいる。北欧のサウナ文化を体験しに来てもらえたら」と呼びかける。

　カフェの営業時間は11時～23時。施設の営業時間は10時～翌9時。入館料は、平日（10時～翌2時）＝大人1,400円・子ども700円、土曜・日曜・祝日（10時～翌2時）＝大人1,600円、子ども800円。翌2時以降は追加で深夜料金（1,680円）がかかる。