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さいたま市内でシクラメン生産がピーク 12月いっぱい販売

販売されている、さまざまな品種のシクラメン

販売されている、さまざまな品種のシクラメン

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 さいたま市内の園芸農家が手掛けるシクラメンの生産と販売がピークを迎えている。

見沼区役所前での直売会の様子

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 埼玉県はシクラメンの生産が盛んで、全国7位の出荷額を誇っている。さいたま市内では見沼区を中心に園芸農家が生産を行っており、10軒の農家がシクラメン研究会を組織し、「より品質が高くきれいなシクラメン」の生産を目指している。

 11月中旬から各農家の直売所で新鮮なシクラメンを販売するのが年末の風物詩。12月13日には見沼区役所前で1日限りの販売会を実施。販売開始前には多くの来場者が列を作った。

 研究会代表の金井塚さんは「区役所での直売は3年前に始めた。今日は4軒の農家がさまざまな大きさや種類のシクラメンを用意したが、年々来場者が増えてうれしい」と話す。会場では、お気に入りの鉢を探し、手入れや育て方について熱心に生産者に聞く来場者の姿があちこちで見られた。

 今年の花付きについて「熱帯夜も少なく、例年通りきれいに咲かせることができた」と金井塚さん。「各直売所では、埼玉県が開発した香りのする『芳香シクラメン』など、さまざまな品種から選ぶことができる。きちんと手を掛ければ5月くらいまでは花を付け続けられる。長い期間楽しんでほしい」とも。

 各農家直売所での販売は今月下旬まで。

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