埼玉県内では最大規模となる、県内外のクラフトビールを楽しむ祭典「けやきひろば　秋のビール祭り」が現在、さいたまスーパーアリーナ（さいたま市中央区新都心）で開催されている。主催は同施設。

会場の様子

　5年前から毎年春と秋に開催されている同イベントは今回で10回目。これまでは屋外のけやき広場で開いてきたが、「雨や台風などを気にせず、多くの方に楽しんでほしい」と、会場を初めてさいたまスーパーアリーナのコミュニティーアリーナに移し、席数も大幅に増やした。開催期間も例年の4日間から5日間へと延ばした。

　今回は、県内のブルワリーをはじめ、北は北海道、南は沖縄まで、過去最高となる75店舗65ブースが出店する。「爽やかで口当たりの良いビールから芳醇（ほうじゅん）でしっかりとコクのあるビールまで、全国各地のクラフトビールを幅広くラインアップした。地元埼玉の野菜や肉を使った料理や全国のご当地グルメなど、ビールに欠かせないおつまみや食べ物も充実させた」と担当者。

　初日となった今月2日は約7000人が来場し、多彩な色や味わいのビールとおつまみを楽しんだ。来場者の一人は「せっかくの機会なので、いつも飲んでいるものとは違うビールを飲んでみた。今日は蒸し暑かったのでビールは最高」と話していた。

　今回も、ビール1杯の販売につき10 円を東日本大震災の義援金として寄付する。

　開催時間は11時～21時（5日は22時まで、最終日は19時まで）。入場無料。今月6日まで。