「副業・起業のスモールビジネスの秘訣（ひけつ）セミナー」が1月25日、大宮駅東口近くのコワーキングスペース「7F（ナナエフ）」（さいたま市大宮区宮町1、TEL 048-729-5197）で開催される。主催は「いろは」（千葉県栄町）。

出版した「翔んだ！さいたま市の大逆転」を持つ著者の竹内謙礼さん

　「翔んだ！さいたま市の大逆転」の発刊を記念して開く同セミナー。さいたま市の行政や経済をビジネス視点で考察した同書の著者である同社代表の竹内謙礼さんと、2012年から市内でコワーキングスペース・シェアオフィス・貸会議室・シェアキッチンなどの運営を手がけ、多くの副業・起業に携わってきたコミュニティコム（宮町1）社長の星野邦敏さんとの対談形式で行う。

　竹内さんは「今回の執筆を通じて、改めてさいたま市には副業や起業などのスモールビジネスが活性化する土壌がしっかりできていると認識した。今回、星野さんとのディスカッションを通じて、ユニークなビジネスアイデアの情報発信ができれば。既に開業している人から新規で事業を始めようと考えている人まで、皆さんのビジネスに少しでも役に立つ話ができれば」と話す。

　「実店舗、ネットを問わず、さまざまな角度でスモールビジネスを成功させるポイントや、さいたま市を題材にして『こういう街の構造であれば、こういうところに視点を向ければビジネスチャンスがある』など、地域密着型のビジネスの話が対談形式でできれば。さいたま市内の人も市外の人も、参加いただければ」とも。

　星野さんは「コワーキングスペースを11年以上前から運営してきて、以前は頻繁に創業支援や地域活性化に関するイベントを開いていたが、コロナ禍で開催できなくなっていた。コロナ禍による社会的な影響が落ち着き、また以前のようにイベント開けるようになってうれしい」と話す。「私も税理士法人でサラリーマンをしながら副業でホームページの制作をしていたところからIT事業が本業になり法人化し、今は施設運営なども展開するに至っているので、自分の経験を話せたら。何か一つでも参考になれば」と話す。

　主な対談のテーマは、「小さくてももうかる商売ともうからない商売」「スモールビジネスで成功するための仕事術」「お金をかけずに客をたくさん集める方法」「SNS・動画・ホームページを活用した集客と販売のポイント」などを予定している。

　開催時間は18時30分～20時（受け付けは18時～）。参加無料。定員50人（先着順）。