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大宮図書館で「外見から見えづらい障害」知る企画展 アート作品やクイズも

「ぷるすあるは」チアキさん

「ぷるすあるは」チアキさん

 「いろんなきもち だいじょうぶ。ぷるすあるは絵画展&高次脳機能障害って?」が現在、さいたま市立大宮図書館(さいたま市大宮区吉敷町1)1階・展示スペースで行われている。主催はNPO法人「ぷるすあるは」と「さいたま市高次脳機能障害者支援センター」。

チアキさんの大型絵画も展示する

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 精神疾患や障害についての理解やサポートに関する情報発信などに協力して取り組む両団体。同展では「ぷるすあるは」のチアキさんの絵や造形作品で会場を彩るほか、「気持ちを伝える」ためのサポートグッズの展示や「高次脳機能障害」についてのクイズなどを企画。相談先・支援制度などの情報コーナーを設けるほか、同団体の絵本、絵カードなどの販売ブースも並ぶ。

 アーティストで精神科看護師のチアキさん。2012(平成24)年に心理教育絵本「ボクのせいかも…-お母さんがうつ病になったの-」(ゆまに書房)を作ったことをきっかけに絵を描き始めた。同団体は2022年に「第2回やなせたかし文化賞大賞」を受賞。チアキさんは「描き始めた当時、精神疾患を抱える親を持つ子どもたちに病気のことを伝える絵本が日本になかった。展示が、より多くの人にとって精神疾患に関心を持つ入り口になればと企画するようになった」と振り返る。

 作品には、「ほほ笑み、しかめ面、泣き顔、うつろ」などさまざまな表情の「子ども」が描かれ、段ボールから生まれたたくさんの「きもちの妖精さん」がにぎわいを見せる。チアキさんは「展示を見た当事者や家族、そして何らかの事情で感情を抱え込む子どもたちに『いろいろな気持ちを感じて大丈夫、周りに見せて大丈夫』と伝えられたら。そして周りの大人たちが気付くきっかけになれば」と願いを込める。

 今年4月には「高次脳機能障害者支援法」が施行され、同市の支援センター機能が強化された。チアキさんは「高次脳機能障害に限らず、精神疾患は外見では分かりづらく、家族も病気と分からず悩んでいる場合がある」と説明し、「身近に困っている人を見つけたら、気にかけてほしい。何が必要なのか、どこにつなげたらいいか。話を聞くことから支援につなげてもらえれば」と呼びかける。

 開館時間は10時~19時(最終日は18時まで)。「チアキのギャラリートーク&朗読会」は29日14時~15時30分、「工作室(妖精さんづくり、ペーパークラフトなど)」は29日・30日にフリータイムで開催。観覧・参加無料。8月30日まで。

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