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さいたま新都心に「ギャラリー樟楠」 築110年の古民家を活用

ギャラリー樟楠の古門

ギャラリー樟楠の古門

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 さいたま新都心の複合商業施設「アルピーノ村」に「ギャラリー樟楠(くすくす)」(さいたま市大宮区北袋1、TEL 048-641-9156)がオープンして1カ月がたった。

ギャラリー樟楠の和室の様子

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 築110年になる古民家の空間を活用した同ギャラリー。これまでワークショップやイベントなどで使われ、古民家の風情が人気を呼んだことから、常設のギャラリーとしてオープンした。店名の「樟楠」は、庭に植えたクスノキと、ギャラリー内に飾ったクスノキ材の木彫(もくちょう)作品から名付けた。漢字は両方ともクスノキと読むが、前者は東日本、後者は西日本で使われている漢字という。

 「アルピーノ村」にはこれまで、洋菓子工房を併設した「あるぴいの銀花ギャラリー」があったが、今後は、銀花ギャラリーは絵画を中心に展示し、ギャラリー樟楠で陶器やクラフト作品を中心に展示していくという。

 オープニングイベントとして12月27日まで、陶芸家の亀田大介さん、加地学さん、野口悦士さんの3人による「うつわ展 逞(たくま)しく 男らしく」を開催している。「和室の空間に作品が並ぶことで、作品の表情もこれまでとは変わって見える。歴史ある建物の建具や庭も魅力の一つ。古門をくぐり、石の小道を渡った先にある空間を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 営業時間は11時~18時。火曜・水曜定休。12月27日は16時まで。

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