サポーターにとってはシーズン開幕を、選手たちにとってはオフシーズンの終了を告げるイベント「アルディージャ選手激励会」が2月17日にブリランテ武蔵野（さいたま市中央区）で開催された。

監督の母国国旗を持って激励するサポーター

　シーズン前最後の交流イベントということもあり、会場には後援会員やスポンサーを中心に300人を超えるサポーターが集合。前日のプレシーズンマッチの疲れも見せず、グアム、宮崎両キャンプで日焼けし、たくましさを増した選手たちを拍手で迎えた。特に前日2得点のノヴァコヴィッチ選手の入場の際にはひときわ大きな声援が送られた。

　セレモニー冒頭、後援会の田部井副会長の「ACL出場を目指し頑張ってほしい」という激励に対し、壇上に勢ぞろいしたチームを代表し、ベルデニック監督は「今日集まった皆さんの顔全てが力になる」と返礼。

　イベントも後半に入り選手がステージを降りると、サポーターは待ちかねたように選手たちのもとへ。写真撮影やサインを求めて列を作り、つかの間の交流を楽しんだ。中にはブラジル出身のカルリーニョス選手と、母国語であるポルトガル語で話し込む熱心なサポーターの姿も見られた。

　最後に各団体から激励として、「お米90キロ」や「マグロ1尾」などが贈られた。

　2013シーズン開幕戦は、清水エスパルスを迎えて3月2日、NACK5スタジアムで開催される。