ギター＆ウクレレ教室「蕨ギターサロン」（蕨市北町1、TEL 048-299-8371）が10月、オープン2周年を迎えた。

ギター＆ウクレレ教室「蕨ギターサロン」

　代表の左村祐樹さんによると、同教室ではこれまで、9歳～70歳の生徒がギターとウクレレのレッスンを受けてきたという。「蕨市だけでなく、隣接するさいたま市や川口市から通う生徒も多く、大宮での教室開講も検討している」と左村さん。「初心者でも無理なくスタートできる教室を目指している。毎年2回、4月と10月に行っている発表会に向けて練習を行い、発表会終了後には生徒同士の交流を深めている。来年4月にはギター合奏もスタートし、演奏を通じた生徒同士のコミュニケーション拡充を図る予定。地域に根ざしたコミュニティスペースとしての機能を担えれば」と話す。

　12歳からクラシックギターを始めたという左村さんは、日本ギター専門学校附属高等部を経て、多くのコンサートツアーに参加。ギターコンクールでの入賞経験もあるという。音楽講師歴は2001年から約16年間、これまで500人以上を指導してきたという。

　左村さんは「楽器を始めるのは何となく敷居が高く、楽譜に対しての苦手意識も強くなりがちなのが現状。事前の準備運動、フォーム等はとても大切で、基礎からきちんとした先生にレッスンを受ける必要がある。趣味で始めようかと検討している人は、導入部分を間違ってしまうと、続けるどころか、『才能が無いからやっぱり向いていない』『忙しく時間が無いから辞めてしまおう』という気持ちになりがち。『始めたいけどできるかな』と不安に思っている人の背中をポンと押してあげられるような教室でありたい」と話す。

　2周年を記念して、11月12日14時から蕨駅西口のスギタカフェ２階多目的ホールにて「尺八とクラシックギターによるアフタヌーンコンサート」を開催する。参加費は3500円（事前予約は3000円）。詳しくはホームページ参照。