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さいたま市のロックバンドが初全国リリースCD 地元映画祭や音楽フェスに出演

Swimming Fly WalkmanのFuni@PAPAさんとOTAさん

Swimming Fly WalkmanのFuni@PAPAさんとOTAさん

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 さいたま市を本拠地に活動するロックバンド、Swimming Fly Walkman(スイミング・フライ・ウォークマン)が11月29日、初のフルアルバム「Observation point」を全国リリースする。

Swimming Fly Walkman

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 発売元はFLY HIGH RECORDSとFlying gorilla records。ディストリビューターはヴィヴィド・サウンド・コーポレーション。

 岩槻区で今年5月に行われた「岩槻映画祭」の音楽ステージや、10月に行われたオールナイトの音楽イベントUPfes(アップフェス)など、地域のイベントに多く出演するほか、関東を中心にライブを行う同バンド。メンバーはボーカルの伊賀崎拓郎さん、ギターのISAMUさん、OTAさん、ベースのKEN:5さん、ドラムのFuni@PAPAさんの5人。今回のアルバムは、これまで自主制作したCD2枚の中から選んだものを中心とした9曲をリマスタリングしたもの。

 同映画祭で音楽担当のスタッフをしていたドラム担当のFuni@PAPAこと古川弘一さんが、同じく映画祭の事務局スタッフをしていた音楽レーベルFLY HIGH RECORDSのプロデューサー土橋一夫さんと知り合ったことがきっかけとなり、今回のリリースにこぎ着けた。

 自身もさいたま市出身在住の土橋さんは「ここ数年は特にCDが売れ難いという厳しい音楽業界ではあるが、今までレーベルでリリースしてきたアーティストたちも昔からの知り合いだったり、ミュージシャン仲間からの紹介だったり、私たちのリリースした作品を気に入ってくれた人が連絡してきてくれたりと、さまざまな『つながり』が縁となってリリースに至ったことが多かった。SFW(Swimming Fly Walkman)とも地元が縁となったことをうれしく思うとともに、さいたま市から新たなロックの風が生まれ、新たなつながりが広がってほしいと思う」と期待を込める。

 大宮で居酒屋「串八丁」を経営しながら音楽活動を続ける古川さん。他のメンバーとも時間を調整しながら土曜の夜はバンド活動のために早めに店を閉める。「居酒屋なので土曜の夜は開けた方がいいのかもしれないが、ここだけは音楽優先にさせてもらっている」と古川さん。「自分たちの活動が全国リリースのCDという形の記録に残せてうれしい。今はダウンロードで曲を入手する人も多いと思うが、CDショップに行って予約し実際に手に取るまでのワクワクした期間も一緒に楽しんでもらえたらうれしい」とも。

 ギター担当の太田幸織さんは「実感が湧かないが、発売直前でドキドキしている。未来派ロックと自分たちでは言っているが、ドライブや仕事中、部屋でのBGMなどどんな時でも聴いてもらえる曲だと思う」と勧める。

 価格は2,500円。

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