ポラスグループの株式会社中央住宅(本社:埼玉県越谷市、代表取締役社長:品川 典久)とポラテック株式会社(本社:埼玉県越谷市、代表取締役:中内 晃次郎)が開発した「伝統木造技術『振れ隅』を量産型木造住宅へ継承する屋根設計技術」が、「ウッドデザイン賞2026」〈技術・建材分野 ライフスタイルデザイン部門〉を受賞しました。ウッドデザイン賞の受賞は5年連続となります。
◆ウッドデザイン賞(主催:一般社団法人日本ウッドデザイン協会)
木の良さや価値を、デザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度です。
ウッドデザイン賞ホームページ:https://www.wooddesign.jp/
◆「伝統木造技術『振れ隅』を量産型木造住宅へ継承する屋根設計技術」
日本の伝統木造技術「振れ隅」
「振れ隅(ふれずみ)」とは、屋根の隅木(すみぎ)が通常の45度ではなく、異なる角度で納まる日本の伝統木造技術です。しかし、その施工難易度の高さから、現代の量産住宅では採用される機会が少なくなっています。
木造技術「振れ隅」を現代へ
本提案では、この伝統技術を設計ルールとして標準化し、自社開発の設計システムとプレカット技術を組み合わせることで、量産住宅でも再現可能な木造技術として再構築しました。安定した施工品質と現場加工を削減することを実現し、施工時間の短縮や品質の均一化を図ることで、住宅の品質向上や維持管理性の向上につながります。

都市住宅が抱える屋根設計の課題を解決
斜線制限の厳しい都市部では、急勾配屋根と母屋下がりが一般的に採用されます。その結果、南面屋根が縮小し、発電効率等の面で不利な東西面・北面への太陽光パネル設置が増えています。振れ隅により、南面屋根面積を拡大することで、発電効率を向上させることを実現しています。
また、建物高さを抑えることや、地上から太陽光パネルが見えない緩勾配の屋根によって、美しい街並み形成にも寄与しています。

【振れ隅を採用した分譲住宅】
環境負荷低減とカーボンニュートラルに貢献
屋根高さ、屋根体積を削減しながら、南面屋根面積を拡大する合理的な屋根形状を実現しています。設計段階から木材利用を最適化することで、木材や外装材の使用量を抑えるとともに、施工時の資材ロスや現場作業を低減しています。
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