「日本の医療・介護のこれから」と題した日本医師会の松本吉郎会長による講演が10月9日、大宮ソニックシティ（さいたま市大宮区桜木町1）の小ホールで行われる。主催は公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会埼玉県支部。

東京大会での講演の様子（写真提供＝公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会埼玉県支部）

　2024年度の診療報酬改定の見直しと地域包括ケアシステムのあるべき姿についての講演を予定する。

　埼玉県支部長の清水正路さんは「2024年は、医療・介護・福祉が大きく変化するトリプル改定の年。超高齢化社会、人口減少、医療界では医師不足や偏在、働き方改革など、多くの課題の中、日本医師会が昨年11月に表明した『地域における面としてのかかりつけ医機能』の考え方が医療機関の現場の人々やその関係者へさらに浸透することが重要。松本会長の日々の診療と、日本医師会会長という大局的な仕事を掛け持つ志、現在の取り組み、医療機関やその関係者へのメッセージなどをお話しいただく機会として企画した。ぜひ会場に足を運んでいただければ」と呼びかける。

　医師の働き方改革などのテーマも含まれている主に医療関係者向けの2部構成の講演会だが、事前申込をすれば誰でも参加が可能という。

　開催時間は10時30分～12時（受付は10時～）。参加無料。