地域住民が仮装して街を巡る「まちのハロウィーン」が10月25日、さいたま新都心駅周辺で行われた。7回目となる今回も、約400人が参加した。主催は子ども向けフリースペース「しばふハウス」(さいたま市中央区上落合)。
出発地は、けやきひろば1階と「石の原産業」の2カ所。参加者は受付で専用カードを受け取り、コース沿い52カ所の協力店を巡って「トリック・オア・トリート」を合言葉で菓子やスタンプを集めた。13時〜14時30分の4回に分けて出発し、69社が協力・協賛した。参加費は800円。
しばふハウスは2016(平成28)年9月に開設し、今年9月に10周年を迎えた。8月30日に同じ中央区上落合の新拠点へ移った。ハロウィーンの開催費に加え、新拠点の整備費をクラウドファンディングで募り、目標の50万円に対し、約119万6,000円、支援者は542人が集まった。追加目標だった人工芝の敷設と手押し井戸の設置も達成した。
代表の三尾新さんは「10周年や移転ということもあって、たくさんの方に応援してもらった。しばふハウスを知ってもらうきっかけにとも思ったが、それ以上に子どもたちやご家族に、『楽しかった、参加してよかった』と思ってもらえるイベントにすることが一番大切だったので、私の思いはいったん秘めて『まちのハロウィーン』に集中した」と振り返る。
さいたま市在住の40代男性は「息子が元気に『トリック・オア・トリート』と言う姿を見ることができた。小雨の時間もあったが、雨宿りできる場所がたくさんあって助かった」と話した。
三尾さんは今後について、「これからも子どもたちが目を輝かせながら、新しい『やりたい』がどんどん見つかる場に、保護者の方がそんな子どもたちを温かい目で見ていられる場になれるよう、支援を生かしていきたい」と話す。