大宮駅周辺の見どころスポットを紹介するパンフレット「OMIYAごった煮MAP」が完成し、4月27日から配布されている。

OMIYAごった煮MAP

　日本たばこ産業埼玉支社（大宮区下町1）が昨年10月に開いた「『大宮のときを想（おも）う』ワークショップ」のアウトプットとして制作した同パンフレット。ワークショップには産官学民18人が参加し、グループに分かれて大宮の魅力を探求。魅力発信に向けた企画を発表した。ワークショップで多く意見が上がった「新旧動静が混在し、それを受け入れる風土」を発信する企画として同パンフレットの制作に至ったという。

　同社企画担当の澁谷綾香さんは「『新旧動静を受け入れる風土』を『いろんな顔が、あっていい。』というキャッチコピーで表現した」 と話す。パンフレットは「大宮の歩き方」と題し、大宮駅周辺の施設や飲食店など24カ所を掲載。建物名の由来や見どころのほか、「新」「旧」「動」「静」のアイコンで各スポットの特徴を紹介する。

　澁谷さんは「ワークショップ参加者から『大宮はまさに、ごった煮のように新旧動静が混在している』という意見が上がり、そのフレーズを今回のパンフレットタイトルに採用した。大宮に住む人や過ごす人など、多くの人に手に取っていただければ」と笑顔を見せる。「一つ一つの掲載スポットを訪れていただき、さまざまな魅力を感じてほしい」とも。

　同パンフレットは大宮区役所、ソニックシティ、まるまるひがしにほん東日本連携センター、コワーキングスペース7F（ナナエフ）などに設置。閲覧・持ち帰り自由。ポスターは大宮エリアに500枚掲出する。