プレスリリース

朝・夜は9割以上が歯磨き、「昼食後」は約4割にとどまる 成人2,653名の生活習慣調査で、日中の甘い飲み物・間食習慣も明らかに

リリース発行企業:医療法人成幸会

情報提供:

埼玉県さいたま市大宮区の歯科医院「大宮区役所前歯科」は、2021年3月から2026年10月までに当院を初めて受診した成人2,653名の問診票をもとに、生活習慣とオーラルケアの実態を集計しました。
その結果、朝(起床後または朝食後)に歯を磨く人は90.6%、夜(夕食後または就寝前)は97.2%にのぼる一方、昼食後に磨く人は39.4%にとどまりました。
また、果汁や炭酸飲料などの甘い飲み物をよく飲む人は36.5%、決まった間食の時間がある人は60.7%でした。日中に歯を磨けないまま糖や酸に触れる時間が長くなると、本人が気づかないうちに虫歯のリスクが高まるおそれがあります。

調査結果サマリー

1. 朝に歯を磨く人は90.6%、夜は97.2%。一方、昼食後は39.4%にとどまる
2. 昼食後の歯磨き率は職種によって差があり(医療関係と回答した人では68.0%に対し営業と回答した人では21.4%)、職場環境が影響している可能性
3. 甘い飲み物(コーヒー牛乳・炭酸飲料・果汁ジュースなど)をよく飲む人は36.5%
4. よく食べる間食の1位はチョコレート(50.5%)。2位アイスクリーム(35.3%)、3位果物(32.3%)
5. フロスか歯間ブラシを使う人は46.4%。半数以上は歯の間の清掃をしていない

調査結果詳細

1. 朝と夜は9割以上が歯磨き。昼食後は約4割

起床後か朝食後のどちらかに磨く人は90.6%、夕食後か就寝前のどちらかに磨く人は97.2%でした。1日の歯磨き回数は「2回」が49.6%で最も多く、3回以上は41.3%でした。





2. 昼食後の歯磨きは職種で3倍以上の差



※職種区分は回答者の自己申告(選択式)で、区分が重なる場合があります。
職種による差には、職場環境や業務の特性が影響している可能性があります。

3. 甘い飲み物を日常的に飲む人は約4割
よく飲むものは水(71.4%)が最多で、麦茶(38.4%)、緑茶(35.7%)が続きました。一方、コーヒー牛乳(17.9%)や炭酸飲料(15.1%)も多く、これらを含む甘い飲み物をいずれかよく飲む人は36.5%でした。
また、間食をする時間帯が決まっている人(回答者全体の60.7%)を含め、全体の時間帯別では午後(53.1%)が最も多く、夜(36.6%)、午前(32.3%)と続きます。よく食べるものはチョコレート(50.5%)、アイスクリーム(35.3%)、果物(32.3%)、スナック菓子(29.5%)の順でした(間食について回答した2,305名中)。



※飲み物・間食は選択式(複数回答)。「甘い飲み物」は、コーヒー牛乳・炭酸飲料・果汁ジュース・乳酸飲料・スポーツドリンクのいずれかを選んだ人として集計しました。加糖かどうかは聞いていないため、無糖の炭酸飲料などが含まれる可能性があります。

口の中は飲食のたびに酸性に傾き、唾液の働きで少しずつ中和されます。しかし甘い飲み物を少しずつ長時間飲み続けると、酸性の時間が長くなり、虫歯や、酸で歯のエナメル質が溶ける酸蝕歯(さんしょくし)につながりやすくなります。


4. フロス・歯間ブラシを使う人は半数以下
フロスを使う人は35.1%、歯間ブラシは16.7%で、どちらかを使う人は46.4%でした。歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れ(歯垢)が残りやすいため、昼に磨けない人ほど、夜のケアで補助用具を使うことが大切です。





職場で歯を磨けない日にできる3つの予防習慣

朝と夜の歯磨きは多くの人に定着している一方、日中のケアには注意が必要です。特に仕事をしながら甘い飲み物を少しずつ飲む習慣や、午後の間食は、口の中が酸性の状態を長引かせ、虫歯の原因になりやすくなります。
昼食後に歯を磨く時間が取れない環境でも、以下の3つの工夫でリスクを軽減できます。

- 飲食の後は、水やお茶で口をゆすぐか一口含む糖分や酸がお口の中に残る時間を短くするため、食後や甘い飲み物を飲んだ後は水やお茶を口に含み、軽くすすぐだけでも効果があります。
- 机に置く飲み物は無糖を基本にする長時間のデスクワークでは、ペットボトル飲料などを少しずつ飲み続ける「だらだら飲み」になりがちです。手元に置く飲み物は無糖のお茶や水を選び、甘い飲み物は休憩時間などに決めて飲み切るのが理想です。
- 間食をとるなら、砂糖不使用の「キシリトール製品(グミ・ガムなど)」を選ぶ「仕事の合間に甘いものでリフレッシュしたい」「小腹を満たしたい」という場合、間食を完全に我慢するのではなく、虫歯の原因菌(ミュータンス菌)のエサにならない甘味料「キシリトール100%配合」のお菓子(グミやガムなど)へ置き換えるのがおすすめです。特にグミやガム等の噛みごたえのあるものは、しっかり噛むことで唾液の分泌が促され、飲食によって酸性に傾いたお口の中を中和する働き(緩衝能・自浄作用)を高めるサポートにもつながります。


「悪くなってから削る」ではなく「生活習慣から守る」予防医療へのこだわり

当院が初診時にブラッシング習慣だけでなく、間食の時間帯や飲料の種類、職種まで詳しく問診しているのは、厚生労働省が定める施設基準の『かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所』の届出医院として、虫歯や歯周病の原因を根本的な生活環境から把握し予防するためです。一人ひとりの環境やライフスタイルに寄り添った、無理のないセルフケア指導を今後も行ってまいります。


調査概要


調査対象:大宮区役所前歯科を受診した成人2,653名(男性1,066名、女性1,587名)。年齢を回答した2,200名のうち、20〜30代が65.9%
調査期間:2021年3月〜2026年10月
調査方法:来院時の生活習慣アンケートの回答を、個人が特定されない形で集計
職種の区分:「デスクワーク」「営業」「接客業」「医療関係」「専業主婦」「その他」から回答者が選択
飲み物の選択:水・麦茶・緑茶・紅茶・コーヒー・コーヒー牛乳・牛乳・炭酸飲料・果汁ジュース・乳酸飲料・スポーツドリンク・その他(複数回答)
間食の選択:チョコレート・アイスクリーム・果物・スナック菓子・せんべい・菓子パン・クッキー・ファーストフード・和菓子・グミ・キシリトール入りガム・アメ・ガム・その他(複数回答)

※本調査は当院の来院者を対象としたもので、全国の成人全体の傾向を示すものではありません。


<医院概要>
大宮区役所前歯科
住所:さいたま市大宮区吉敷町1-91 成田ビル1階
(大宮区役所正面。大宮駅より徒歩11分、さいたま新都心駅より徒歩13分、駐車場あり)

大宮で70年以上続く歯科医院。「痛くなってから行く場所」ではなく、「痛くなる前から通う場所」でありたいと考え、削る・抜く治療が必要にならないよう、自分の歯を守ることを大切に、予防歯科・歯周病治療・小児歯科・マタニティ歯科を中心とした診療を続けています。
歯科医師と歯科衛生士が、お口の状態を検査したうえで原因を一緒に確かめ、お子さまから高齢の方まで、ご家族で通い続けられる予防に取り組んでいます。
予防を続けるなかで治療が必要になったときも、むし歯治療、セラミック・入れ歯、インプラント、矯正治療(大人・小児)まで院内で対応しています。通院が難しい方には訪問歯科も行っています。

日本矯正歯科学会認定医在籍
日本口腔インプラント学会専修医在籍
日本歯周病学会認定医在籍
臨床研修指導医(歯科医師臨床研修協力型施設)
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所

HP:https://www.naritashika.com/